| 添付録 | 通信今昔物語 | 11 | 執筆者:うみちゃん |
意外な結果と再挑戦
試験から1ヶ月後、意外な結果が来ました。 無線電話・甲と多重無線設備が合格。
ところがもっとも易しいと思っていたレーダーが不合格でした。 多重に1発で合格でき
たことはうれしかったのですが、一番簡単だと思っていたのが不合格だったのがどうにも
悔しくて、直ちに再チャレンジのための申請を行いました。 今度は陸海空制覇のために
無線電話・丙との併願です。 甲の免許範囲が陸上と海上なのに対して、丙は航空機の免
許です。 航空交通管制のための通信はできませんから、主に航空会社のカンパニーラジ
オや小型航空機のパイロットが持つ従事者資格です。 こんなもん持っていてもはっきり
言って役には立ちません。 じゃ何で取るかというと・・・マニアの意地でしょうかねぇ。
半年の時間がありましたからレーダーは万全の準備で臨めました。 たかが4択で前のよ
うな失敗はできません。 満足いく解答をして、丙の試験に。 甲と丙の試験の違いは航
空機の無線設備に関するものに限定されることと通信実技に英文が出てくることでしょ
う。 航空機の無線機器はトランシーバだけでなく、航法援助装置にまで及びます。
自機の位置や進行方向を決定するNDBやVOR/DME、計器着陸用のILSにまで幅
広い問題が出てきます。 しかも、これも4択のため問題数が多く、「ここまでするか!」
と叫びたくなるほど幅広い知識を要求されました。 実技は上がり症の私でも2回目とな
るとリラックスしていました。 今度は和文と欧文の両方があります。
欧文の通話表はアルファベットが26文字しかないので覚えるのも簡単。 例えば「I love
you」は「インディア、リーマー、オスカー、ビクター、エコー、ヤンキー、オスカー、
ユニフォーム」こうなります。 完璧とは言えないまでも、確かな感触を得た私は余力を
かってかどうだか知らないけれど、帰り道にダイイチの地下により、電信級アマチュア無
線技士の国家試験申請書を買っていたのです。
99/01/29
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