添付録 美術館さんぽ 3 執筆者:「鳥の足」コート

3.デジャブー

「尾張名古屋は城でもつ(意味不明)」といわれ、名古屋と
言えば名古屋城ですが、この名古屋市にも市立美術館(名
古屋市立美術館)があります。
広島で言えば基町の文教ゾーンのように、市内中心部に公園
・博物館・美術館が固まったゾーンがあります。広島だと子供
文化科学館の脇には機関車が展示してありますが、名古屋で
は博物館(科学館だったかな?)の脇にジェット戦闘機。
日の丸がついていたので日本製かと思われますが、さすが中
部工業地帯。置いてあるものが違う。
確か、ゼロ戦をつくった三菱の工場もこの辺りのはず。

で、名古屋市立美術館。
残念ながら、コレクションは、いわゆる現代美術を中心とす
る公立美術館の模範例といったレベルでしたが、退屈するほ
どではない。
が、ところで、なぜかこの美術館ははじめて来た気がしない。
べつにコレクションがどうのというのではなく、美術館全体
の雰囲気がデジャブーを呼び起こす。
なにが、なぜ?
この窓、このエレベーターホール、この階段の手すり、冷水
器。どこかで、いつか見たことのある、見慣れた景色・・。

そーだ!比治山の現代美術館だ!
窓、エレベーターホール、階段の手すり、冷水器。比治山の
広島市立現代美術館のものとそっくり。聞いてみると設計は
同じ建築家・黒川記章。できた時期も同じ。
う〜〜ん。こんなこともあるんだ。

99/03/23

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