添付録 生き物歳時記 5 執筆者:すや

めじろ


今回ご紹介するのはめじろです。
めじろとはどんな鳥でしょうか。そう、その名前の通り、目が
白いのです。わかりやすいですね。このように体の色形の
特徴から名づけられた鳥は結構います。メグロ、ホオジロ、
ホオアカ、ホオジロ、シロハラ、アカハラ、などなど…。

(生垣の中がお気に入りです)
http://www.asahi-net.or.jp/~jv8t-sym/MVC-096X.jpg

閑話休題…。それ以外にこの鳥の特徴は、その美しい緑色
です。春まだ早い木々に芽吹いた若葉を想像させるような、
鮮やかで、優しい緑です。何故このように美しい色をしている
のでしょうか?鳥の中には、オスだけ、あるいはメスだけが
やたらに派手な色をしているものがいます。これは、異性の
関心を引くと言う重要な意味があると言われていますが、こ
のめじろに関してはそれは当てはまりません。オスもメスも
同じ姿形なのです。その理由はもしかしたら、めじろの食生
活に関係あるかもしれません。というのも、めじろは鳥の中で
も少数派である、甘党なのです。普通、小鳥の食べ物といっ
たら、なにを想像するでしょうか。木の実であったり、昆虫で
あったりすることでしょう。もちろんめじろも木の実や昆虫を
食べることがあるわけですが、特に早春のこの時期、ツバキ
やサザンカに群れているめじろを見かけることが良くあります。
そこで何をしているのか?そう、そこでチョウやミツバチ宜しく
花の蜜を吸っているのです。

(雪の積もったサザンカで蜜を吸うめじろ)
http://www.asahi-net.or.jp/~jv8t-sym/mejiro6.htm

そんなめじろですから、サザンカの生垣の中で遠めに目立ち
にくい色をしているのかもしれません。
この時期、ツバキやサザンカを見つけたら、そーっと近づいて
みましょう。かなり高い確率で、「チュリチュリ」とさえずり、枝か
ら枝へ飛び回っている、めじろを見つけることが出来るかもしれ
ません。

(紅梅の花ほころぶ枝に佇むめじろ)
http://www.asahi-net.or.jp/~jv8t-sym/MVC-825F.jpg

そんな可愛いめじろですが、色々写真を撮っていると、出来あ
がった写真で結構目つきが悪いことが良くあります。人間から
は、「可愛いね」と思われ、飼い鳥として人気のあり密猟の絶え
ないめじろですが、本人達は、「あーあ、やってらんねーよ。」
と思っているからかもしれません。

(目つき悪いっす)
http://www.asahi-net.or.jp/~jv8t-sym/MVC-102X.jpg

99/02/07

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