| 添付録 | 大ちゃん日記 | 78 | 執筆者:大ちゃん |
続春
昼休、家に帰ったら庭の木蓮の蕾の一つが赤く色づいていた。
今日は、普段より暖かく雨も降る予報だが、春の実感がある。
梅の花も綺麗なのだが、空気が冷たい為短時間の鑑賞となる。
梅の花では意識できない春も、木蓮の花では強く感じられる。
木蓮が咲き始めると、遅れてはならじと桜も直ぐそれに続く。
山はだんだん萌え始め、やがて初夏を感じさせるようになる。
この頃になると、単車で走るのが無上の楽しみになってくる。
景色だけでなくて、辺りの色も楽しくなるほど息づいてくる。
散ってくる花びらの一つ一つがまとわりついては落ちていく。
空の青さが白い雲を浮き上がらせて、夏の予感を湧き起こす。
木々は風に揺れながら、柔らかい時間の起伏を過ごしている。
今何もかもが一時の春の装いの中で、嬉々として踊っている。
もうすぐスミレも紫色の小さな花をほころばせることだろう。
庭は、瞬く間に咲き競う春の花で覆い尽くされることになる。
自分も又春の計画を立てて、あちこち走り回ることにしよう。
99/03/04
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