| 添付録 | 大ちゃん日記 | 17 | 執筆者:大ちゃん |
マスメディアの不思議
北の方は、今日も雪らしい。
青森は、一晩で50cmも積もったと言うし、千歳も、道路の雪かきをしたと言うし、こちらでは、想像もできないことが起こっているようだ。
朝降っていた雪が、昼間溶けて、夜になって凍り付いて、アイスバーンになる。
知らずに歩いて転倒する。
厳しい冬を知らない我々によくあるパターンである。
旅行で、雪国へ行くと、坂道などで思わずびくっとしてしまう。
はじめから滑ると判っているスケート場や、スキー場では、まだましなのだが、道路を歩いているときにはやはり怖い。
雪国の人は、大変な生活をしているなと思う。
考えてみると、こちらでは、降っても雨なので、勝手に流れていってくれるが、雪の場合は、そのままその場に残ってしまう。
その場所から、排除しなければならないのだ。
このための労力と時間は、想像を絶するものがある。
こちらで言えば、全く必要とされない経費だから、考えられないことであるが、実際雪の中で生活をしている人たちにとっては、非常に困った代物であることだろう。
これが、逆に、動かし難いというのを逆手にとって何か、良い利用法はないかと思うが、季節のものでもあり、なかなか難しい。
札幌の雪祭りなどは、逆手に取ったイベントだが、これも、寒い中へわざわざいって観てみようと言う気にならないのがこちら、暖かい地方の人の考え方であろう。
狭い日本なのに、こんなにも気候に差があるなんて、本当にびっくりしてしまう。
最近は、インターネットがあるので、メール友達とのやりとりから、各地のその日の情報が、座ったままで入ってくる。
テレビのニュースで見るのは、何か別世界の出来事のようにしか感じられないが、メールに書かれている情景は、実際に間をおいてでも応答しているからであろう、本当に身近に感じられる。
これは、驚きである。
各地の情景が、テレビで見るよりも、リアルだというのは、どういうことなのだろう。
受け手としてのみ知る情報というのは、自分自身の中で、咀嚼されると言うことが無いのであろう。
絵空事としての移入、知識としての認識でしかないように感じられる。
やはり、マスメディアというのは、怪物である。
こういう体験をするに付けても、その怖さがひしひしと感じられる。
1998/11/29
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