添付録 大ちゃん日記 6 執筆者:大ちゃん

11月5日の日記から 2

最近の子供たちは、食べ物に対して、感謝の気持ちを持っているとは思えないような残し方をするし、大人でさえ、
いくらでも残飯を作り出している。
その陰で、飢え死にしている人々がいる。
一体世界はどうなっているのだろう。
日本は儲けすぎだと言われて久しい。
エコノミックアニマルと言われて、もうどれだけの日が経過したのだろう。
世界中から、さんざん批判され、ジャパンパッシングという言葉まで生まれながら、しぶとく生き残っている。
いつかどこかで、手痛いしっぺ返しを食らうことを知らないで、世界を相手に、やりたい放題をしているように思える。
一体いつまで、この状態が続くのだろう。
突然、日本に向けての船が止まり、翌日から、深刻な食糧不足に悩まされる。
そんな日が、もしかしたら、明日来るかもしれない。
ところが、誰も、そんな日が来るとは、思ってもいないのだ。
そして、浪費の毎日が続いているのである。
片や、飢え死にのニュースを聞きながら、である。
4年ほど前のことである。
北海道や東北で、米がまるでとれなかったことがあった。
大冷害である。
あのとき、日本中で、米騒動が起こったが、緊急輸入で、手に入れた外米は、結局、玄米のまま、捨てられたりしたものである。
一方で、タイなどは、急激な米不足で食料品が急騰し生活が破壊されたとの報道があったりした。
なぜか、ちぐはぐな感じが拭えなかった。
しかし、そんな外国の生活が、国内で真剣に議論されることはほとんどない。
国内だけが問題で、外のことまで手が回るかと言った議論が当たり前のごとくまかり通っている。
不思議な世界である。
そんなことを外に発信しながら、いまでも、外国から助けて貰っているのである。
そして、それを当たり前のことのように受け止めている国民がここにいるのだ。
本当に不思議な世界である。
これから、一体この国民がどのように世界から理解されるのか、我が国の外交の手腕をじっくりと見せて貰わなくてはならない。

1998/11/10

前回 インデックス 次回 感想はこちらへ ホーム