| 添付録 | パートに出たい!・・ある主婦の決心 | 7 | 執筆者:しゃんしゃん |
私の弱点・・ (中編)
どう考えても、理解できなかった。 なんなんだ?
ふと見ると、娘が笑っていた。
「まあ、かわいい。 いいわね〜、赤ちゃん。
あなた、産後3か月にしてはきれいに身体が戻っているわねぇ。」
「いえ、まだまだなんですよ。」 こんなときに私って、いったい・・・。
(でも、このころが一番やせていた。 そして、これから1か月後、
また妊婦になっていた・・・)
「せっかくだから、もっともっと頑張ってみない?」 いよいよ本題だ。
大きなかばんから出てくる、出てくる。 補正下着だ。
「これを着けているとねぇ、動くだけで皮下脂肪が刺激されてねぇ、
やせるのよねぇ。」 おばさんが、にこっと笑った。 その手には
我が娘。 ご機嫌なのが癇に障る。
「私も着けているのよ。ほら!」 おもむろにスカートからブラウスを
引っ張り出して、めくりあげて見せてくれた。 何だか生地が細い
しましまだった。 ボディスーツらしい。
「どう? 着けてみなさいよ。」 有無を言わさぬ強い口調。 でも、
顔は笑っている。 そして腕の中には我が娘。 これって、まるで
人質? ふと我に返ると、ガードルをはいていた。 いまだに信じ
られないことだが、どんな状況下でその直前の行動を行ったか・・
いまだに思い出せないのだが・・・ 確かにはいていた。 おばさん
が娘をベッドに戻した。 でも、今度は私のお腹の肉を一生懸命
ガードルの中におさめている。
「ほら! こんなにすっきり!」 おばさんは満面の笑み。 そして、
気づけば我が娘は再び腕の中。
「いいわよー。 あとはね〜・・ 」 次から次から出てくる下着。
何とか、それ以上はお断りして、やっとガードルからも開放された。
1998/11/15
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